庭づくりやガーデニングを楽しむ方に人気のラベンダー。その美しい花と心地よい香りに惹かれて「育ててみたい」と思った方も多いのではないでしょうか?
私も最初は見た目と香りの魅力に惹かれてラベンダーを植えてみましたが、実は思わぬ落とし穴がありました。
しかし、事前にポイントを押さえておけば問題なく育てられますし、むしろ日々の癒しや香りの楽しみが広がります。
この記事は、ラベンダーを植える際の注意点や育て方のコツ、鉢植えと地植えそれぞれのメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。ラベンダーを後悔なく楽しむために、ぜひ最後までご覧ください。
- ラベンダーを植えてはいけない理由と対策方法
- 地植えのメリットとデメリット
- 鉢植えのメリットとデメリット
- ラベンダーの香りや魅力を引き出すための育て方と管理方法
ラベンダーを植えてはいけない?理由と注意点


- ラベンダー植えてはいけないと言われる理由
- 地植えのメリットとデメリット
- 鉢植えのメリットとデメリット
ラベンダー植えてはいけないと言われる理由
1. 大きく育ちすぎる
- 狭い庭や通路では、他の植物の日光を遮ったり、通行の妨げになる可能性があります。。
- 成長が早く、高さ・横幅が80cm〜1m以上になることも。
高温多湿に弱い
- 地中海沿岸の乾燥地域が原産のため、日本の湿気の多い気候には不向き。
- 特に梅雨時期には蒸れて枯れるリスクが高まる。
- 寒さに弱い品種もあり、冬越しが難しい場合もあります。
他の植物との混植に不向き
- 根から成長阻害物質を出すことがあり、野菜などの生育に悪影響を与える場合があります。
- 寄せ植えや混植をする際は、ラベンダーの特性に配慮が必要です。
地植えでラベンダーを育てるメリットとデメリット
地植えはラベンダーを自然に近い形で育てられる方法ですが、一方で注意点もあります。以下にメリット・デメリットを比較してみましょう。
広いスペースで自由に成長できる
→ のびのび育ち、自然な樹形になります。
根が深く広がりやすく、より健康に育つ
→ 地面にしっかり根を張るため、病気に強くなります。
水やりの手間が少ない
→ 自然の雨だけで十分なことが多く、忙しい方にも◎
維持コストが低い
→ 鉢や土を買い足す必要がなく経済的。
高温多湿に弱く、梅雨や夏は蒸れ対策が必須
→ 地植えだと環境を変えにくいため、風通しや剪定が重要。
他の植物との混植に不向き
→ 根から成長阻害物質が出るため、配置に注意。
植える場所を慎重に選ぶ必要あり
→ 一度植えると簡単に移動できません。
移動が困難で環境調整しづらい
→ 病気や害虫が発生した際にすぐの対応が難しい場合も。
鉢植えでラベンダーを育てる際の注意点
鉢鉢植えはラベンダーを気軽に楽しむ方法として人気がありますが、植物の健康を保つには管理の工夫が欠かせません。ここでは鉢植えのメリットとデメリットを整理してご紹介します。
移動が簡単
→ 天候や季節に応じて、日当たりや風通しの良い場所に移せる
環境調整がしやすい
→ 高温多湿を避けやすく、ラベンダーの生育環境を整えやすい
管理が手軽
→ 水やりや土壌の管理、病害虫のチェックがしやすい
健康を保ちやすい
→ 株の状態を近くで確認できるため、早期の対応が可能
成長スペースが限られる
→ 鉢のサイズにより、ラベンダーの根が伸びにくくなる
根詰まりのリスク
→ 定期的な植え替えが必要になる
乾燥しやすい
→ 特に夏場は土が乾きやすく、水切れに注意
保湿性が低い
→ 地植えに比べて水分が保ちにくく、暑い季節はこまめな管理が重要
ラベンダーは植えてはいけないことはないが注意が必要


- ラベンダーの育て方のポイント
- ラベンダー 植え替え時期のポイント
- 剪定のコツ
- 病気と害虫対策
- ラベンダーの増やし方
- 夏越しと冬越しの方法
- ラベンダーの魅力と楽しみ方
- ラベンダーの種類と選び方
ラベンダーの育て方のポイント
ラベンダーは少し繊細な植物ですが、育て方の基本を押さえれば、初心者でも美しく育てられます。ここでは育成の5つのポイントをご紹介します
日当たりの確保
日光がたっぷり当たる場所を選ぶ
→ ラベンダーは太陽が大好き。1日6時間以上の日照が理想です。
風通しの確保
蒸れに弱いため、風が通る環境で育てる
→ 高温多湿が苦手なので、風通しを良くすることで病気予防にもなります。
土壌の準備
水はけの良い土を使用
→ 市販のハーブ用やラベンダー専用の培養土がおすすめ。
地植えの場合:苦土石灰や堆肥を混ぜて土壌改良を行う
鉢植えの場合:5〜6号鉢を使用し、鉢底石を敷いて排水性を高める
水やり
土がしっかり乾いてから水を与えるのが基本
鉢植えの場合:鉢底から水が流れるまでたっぷり水を与え、余分な水はしっかり排水
肥料
植え付け時に緩効性肥料を混ぜる
追肥のタイミング:3〜4月と9月がベスト
与えすぎ注意:肥料過多は根腐れや成長不良の原因になります
剪定
定期的に剪定して風通しを確保
花後には花穂を刈り取る
枝が混み合っている部分は間引く → 病害虫の発生を予防できます
ラベンダー 植え替え時期のポイント
ラベンダーを元気に育て続けるためには、適切な時期に植え替えることが大切です。
適した時期
- 春(4〜5月)
- 秋(10月)※関東以南や暑さに弱い品種に特におすすめ
理由
- 気温が穏やかで、新しい環境に適応しやすい
- 秋に植え替えると冬までに根が張り、翌年の夏越しがラクに
鉢からの取り出し方
- 丁寧に鉢から取り出す
- 根を傷つけないように注意
新しい鉢の選び方
- 古い鉢より一回り大きいサイズを選ぶ
- 底に鉢底石を敷いて排水性を高める
使用する土
- 市販のハーブ用培養土
- ラベンダー専用培養土もおすすめ
植え替え後の水やり
- 植え替え直後はたっぷり水を与える
- その後は土が乾いてから水やりを行い、過湿を避ける
管理場所のポイント
- 植え替え直後の1〜2週間は直射日光を避ける
- ラベンダーが新しい環境に慣れるまで見守る
植え替えのタイミングを逃さず、丁寧な管理を行うことで、ラベンダーは長く健康に育ちます。定期的な植え替えも、元気の秘訣ですよ!
ラベンダー剪定のコツ 美しい花を保つための秘訣
ラベンダーの剪定は、植物の健康を保ち、美しい花を咲かせ続けるためにとても大切な作業です。ここでは、初心者でもわかりやすいように、剪定のタイミングと具体的な方法を段階ごとに解説します。
剪定の最適な時期
風通しが良くなり、次の成長にもつながります
最適なのは花が咲き終わった6〜7月
この時期に剪定することで、蒸れを防ぎ、病害虫のリスクを軽減できます
目的
- 株のエネルギー消耗を防ぎ、次の成長に集中させる
手順
- 花穂を茎ごと刈り取り、新芽が見える少し上で切る
- 花が咲き終わったらすぐに実施
目的
- 株全体の風通しを良くして、蒸れ・病害虫対策に
手順
- 地面に近い枝、古い枝を中心に間引く
- 株全体の形を見ながら、切りすぎないように注意
目的:
- 古くなった株をリフレッシュし、新しい枝の成長を促す
適した時期:
- 秋または春先
手順:
- 株全体の茎を半分程度の高さでバッサリ切る
- 剪定後は、新芽が育ちやすいように日当たりと風通しを確保する
- 使用するハサミや道具は常に清潔に保つ
- 剪定後は必要に応じて追肥を行う
→ 回復を助けるために、緩効性肥料を少量与えるのが◎
病気と害虫対策
ラベンダーは比較的強い植物ですが、高温多湿の環境では病気や害虫に悩まされることもあります。ここでは、特に注意すべき病気・害虫とその対策をまとめました。
【病気】うどんこ病
発生しやすい環境
- 高温多湿の時期(特に梅雨〜夏)
主な症状
- 葉に白い粉のようなカビが付着する
対策
- 風通しの良い場所で育てる
- 定期的に剪定をして蒸れを防ぐ
【害虫1】アブラムシ
発生箇所
- 新芽や茎に集中して発生
主な症状
- 植物の栄養を吸い取られて弱る
- ウイルス病を媒介することも
対策
- 少数なら手で取り除く
- 多い場合は適切な殺虫剤(天然成分タイプ推奨)を使用する
【害虫2】ハダニ
発生箇所
- 主に葉の裏側
主な症状
- 葉がかすれたように変色し、徐々に枯れる
対策
- 風通しの良い場所で育てる
- 霧吹きで葉の裏に水をかけて乾燥を防ぐ
→ ハダニは乾燥を好むため、水分が効果的な抑止になります
病気や害虫は、一度発生すると完全に取り除くのが難しい場合もあります。
だからこそ、以下の習慣が予防につながります。
- 定期的にラベンダーの様子をチェック
- 風通し・日当たり・適度な剪定を意識
- 異変があれば早めに対処
ラベンダーの増やし方
ラベンダーは「挿し木」または「苗の購入」で手軽に増やすことができます。どちらも難易度は低めなので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
挿し木で増やす方法
適した時期: 春(4〜5月)・秋(9〜10月)
手順:
これが「挿し穂」となります。
土は清潔なものを使用し、しっかり押さえて安定させましょう。
土が乾かないよう、こまめに確認。
苗を購入して増やす方法
適した時期: 春と秋(気候が安定している時期がベスト)
鉢植えの場合:5〜6号の鉢+水はけの良い土
地植えの場合:水はけの良い場所を選び、堆肥やパーライトを混ぜる
根がしっかり張るまでは乾燥に注意
- 挿し木:コストがかからず、育てる楽しさも◎
- 苗の購入:手軽で確実性が高く、初心者にぴったり
どちらも簡単に始められる方法なので、ご自身のスタイルに合った方法でラベンダーを楽しんでみてください!
夏越しと冬越しの方法
ラベンダーは高温多湿や極端な寒さに弱い性質を持っているため、季節ごとのケアがとても大切です。ここでは、夏越し・冬越しそれぞれの対策方法をご紹介します。
夏越しの方法(6〜9月)
ラベンダーは「高温多湿」に弱いため、夏の管理が育成のカギです。
主なポイント
- 梅雨・夏の直射日光と蒸れ対策が重要
- 風通し・水はけ・水やりのタイミングが大切
対策方法
- 鉢植えの場合
→ 雨が直接当たらない軒下や屋根のある場所へ移動
→ 風通しの良い場所に置く - 水やりは土が乾いてから
→ 過湿を避け、水の量を調整 - 地植えの場合
→ 株元にマルチング(腐葉土・バークチップなど)をして、泥はねや蒸れを防ぐ
冬越しの方法(12〜2月)
ラベンダーは品種によって耐寒性に差があるため、特に寒冷地では対策が必要です。
主なポイント
- 寒風・霜・凍結を避ける環境づくり
- 品種に応じた防寒対策を行う
対策方法
- 寒さに弱い品種は鉢植えにして室内管理
→ 日当たりの良い窓辺で育て、日中に光をたっぷり浴びせる - 地植えの場合の対策:
→ 株元にマルチングをして霜対策
→ 寒冷地では不織布などで株全体を覆うと◎
- 夏は「蒸れ対策」「水やり調整」「風通し」
- 冬は「寒さ対策」「マルチング」「室内管理(寒冷地)」
ラベンダーは季節によってケアのポイントが変わりますが、コツさえつかめば1年中美しく育てることができます!
ラベンダーの魅力と楽しみ方


ラベンダーの魅力
- 芳香
- リラックス効果があり、ストレスを軽減する
- アロマテラピーやハーブティーとして利用
- 虫除け効果もあり、自然な防虫剤として利用
- 美しい花
- 紫色の花が庭やバルコニーを彩る
- 鉢植えでも地植えでも育てやすく、初心者向き
- 花が咲いたらドライフラワーにして長期間楽しめる
ラベンダーの楽しみ方
- 観賞用
- 鉢植えや地植えで育てて、花を楽しむ
- ドライフラワーとしてインテリアに利用
- 料理
- ラベンダーの花を使ったハーブティーやデザート
- ラベンダーのアイスクリームやクッキーが人気
ラベンダーの種類と選び方
イングリッシュラベンダー(アングスティフォリア系)
- 強い香りと美しい花が特徴
- 耐寒性があり、寒冷地での栽培に適する
- 高温多湿には弱い
フレンチラベンダー(ストエカス系)
- 花穂の先に特徴的な苞葉があり、ユニークな見た目
- 耐暑性があり、温暖な地域で育てやすい
- 香りはやや弱め
ラバンディン系ラベンダー
- イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーの交配種
- 強い香りと耐寒性・耐暑性を兼ね備える
- 大きく育ちやすい
デンタータ系ラベンダー
- 葉に小さな歯のような切れ込みがあり、独特の見た目
- 暑さと乾燥に強く、温暖な地域に適する
- 寒さには弱いので冬場の対策が必要
ラベンダーの選び方
寒冷地
- イングリッシュラベンダーがおすすめ
温暖な地域
- フレンチラベンダーやデンタータ系がおすすめ
ラベンダーは植えてはいけない?後悔しないための注意点まとめ
以下に記事のポイントをまとめます。
- ラベンダーは大きく育ちすぎることがある
- 狭い庭や通路の近くでは他の植物の日光を遮る
- 高温多湿に弱く、梅雨や夏の暑い時期に対策が必要
- 日本の湿度の高い気候には適していない
- 寒さに弱い品種も多く、冬の寒さに耐えられないことがある
- ラベンダーの根は成長阻害物質を出す
- 地植えでは移動が難しく、一度植えたらその場所で管理を続ける必要がある
- 鉢植えは移動が容易で、天候や季節に応じて適切な場所に移動できる
- 鉢植えでは管理がしやすく、土壌の状態や水やりの頻度を調整しやすい
- ラベンダーは日当たりの良い場所を好む
- 風通しの良い場所で育てると蒸れずに健康を保てる
- 水はけの良い土壌を使用するのが良い
- ラベンダーは過湿を嫌うため、土が乾いてから水を与える
- 定期的に剪定を行い、風通しを良くすることが重要
- 梅雨の時期には鉢植えを雨が直接当たらない場所に移動させる
- 寒さに弱い品種は冬場は室内に取り込む
- ラベンダーのデメリットを知った上で育てれば後悔しない植物
ラベンダーを育てる際の注意点を理解すれば、日々の生活に彩りを添える美しい植物として楽しむことができます!



