2025年4月13日から始まった大阪・関西万博。世界中が注目するこの一大イベントですが、「参加国が少ないのでは?」という声も一部で見受けられますよね。
万博に興味はあるけど、「実際のところどうなの?」と不安に感じている方も多いかもしれません。
この記事では、大阪万博の参加国数について詳しく解説し、「本当に参加国が少ないのか?」という疑問にお答えします。
参加国の変動理由やパビリオンの見どころなども紹介するので、これを読めば大阪万博をもっと楽しめるはずです!
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- 大阪万博の参加国数が少なくないこと
- 参加を辞退した国と新たに参加した国の理由
- 参加国数が少ないと感じられる理由
- 参加国数より展示内容が重要なこと
大阪万博参加国少ないってホント?


- 大阪万博は参加国が少ないの?
- 大阪万博参加国の一覧
- 2025年大阪万博の見どころ・注目ポイントとは?
- 大阪万博のキャラクター「ミャクミャク」に注目
大阪万博は参加国が少ないの?
結論から言えば、大阪万博の参加国は少なくありません。
2025年2月時点で158か国・地域と7国際機関が参加を表明しており、これは過去の万博と比べても十分な規模です。
過去の万博との比較
通常、万博に参加する国の数は100〜150か国程度が一般的とされています。
例外的に参加国数が多かったのは以下のようなケースです。
- 2010年・上海万博:246か国と地域(過去最多)
このように、上海万博と比べると少なく感じるかもしれませんが、それ以外の万博と比べれば、むしろ多い部類に入ります。
「少ない」と感じられる背景
では、なぜ「参加国が少ない」という印象が出てしまったのでしょうか。
主な理由は以下の通りです。
- 一部の国(例:アルゼンチン、ニウエ)が財政的な理由で参加を辞退
- パビリオン建設の見通しが変更されたことによる誤解
実際、ニュースで辞退が取り上げられたことで、全体の印象に影響した可能性があります。
新たな参加国の存在
一方で、新たに参加を表明した国もあります。
- バルバドス
- シエラレオネ
このように、参加国は一部の辞退と入れ替わる形で推移しており、総数としては大きな変動はありません。
パビリオン建設計画の変更
参加国数が少なく見えるもう一つの要因が、パビリオンの建設数の減少です。
- 当初:60か国が独自パビリオンを建設予定
- 現在:40か国程度に縮小(資材高騰・スケジュール遅延が原因)
ただし、複数の国が共同でパビリオンを利用する方式も導入されており、展示内容に大きな影響は出ない見込みです。
万博で本当に大切なこと
万博は、単に参加国の数だけで評価されるイベントではありません。
むしろ大切なのは、展示の中身と来場者の体験価値です。
- 最先端技術の展示
- 各国の文化紹介
- サステナビリティや未来社会をテーマとしたコンテンツ
こうした内容が豊富に展開される予定であり、多くの人にとって新しい学びと感動のある場になるでしょう。
大阪万博参加国の一覧
2025年に開催される大阪・関西万博には、158か国・地域と7つの国際機関が参加を表明しています。これは日本開催の万博史上、最多の参加数です。
詳しくは外務省のHPから確認できます。
大阪万博に参加する国の一覧を紹介します。
- アイスランド
- アイルランド
- アゼルバイジャン共和国
- アフガニスタン・イスラム共和国
- アメリカ合衆国
- アラブ首長国連邦
- アルジェリア民主人民共和国
- アルメニア共和国
- アンゴラ共和国
- アンティグア・バーブーダ
- イエメン共和国
- イスラエル国
- イタリア共和国
- イラン・イスラム共和国
- インド
- インドネシア共和国
- ウガンダ共和国
- ウズベキスタン共和国
- ウルグアイ東方共和国
- 英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
- エジプト・アラブ共和国
- エスワティニ王国
- エチオピア連邦民主共和国
- エルサルバドル共和国
- オーストラリア連邦
- オーストリア共和国
- オマーン国
- オランダ王国
- ガーナ共和国
- ガイアナ協同共和国
- カザフスタン共和国
- カタール国
- カナダ
- ガボン共和国
- カメルーン共和国
- ガンビア共和国
- カンボジア王国
- 北マケドニア共和国
- ギニア共和国
- ギニアビサウ共和国
- キューバ共和国
- ギリシャ共和国
- キルギス共和国
- グアテマラ共和国
- クウェート国
- クロアチア共和国
- ケニア共和国
- コートジボワール共和国
- コソボ共和国
- コモロ連合
- コロンビア共和国
- コンゴ民主共和国
- サウジアラビア王国
- サモア独立国
- サントメ・プリンシペ民主共和国
- ザンビア共和国
- サンマリノ共和国
- シエラレオネ共和国
- ジブチ共和国
- ジャマイカ
- シンガポール共和国
- ジンバブエ共和国
- スイス連邦
- スウェーデン王国
- スーダン共和国
- スペイン王国
- スリナム共和国
- スリランカ民主社会主義共和国
- スロバキア共和国
- スロベニア共和国
- セーシェル共和国
- 赤道ギニア共和国
- セネガル共和国
- セルビア共和国
- セントクリストファー・ネービス
- セントビンセント及びグレナディーン諸島
- セントルシア
- ソマリア連邦共和国
- ソロモン諸島
- タイ王国
- 大韓民国
- タジキスタン共和国
- タンザニア連合共和国
- チェコ共和国
- 中央アフリカ共和国
- 中華人民共和国
- チュニジア共和国
- チリ共和国
- ツバル
- デンマーク王国
- ドイツ連邦共和国
- トーゴ共和国
- ドミニカ共和国
- トリニダード・トバゴ共和国
- トルクメニスタン
- トルコ共和国
- トンガ王国
- ナイジェリア連邦共和国
- ナウル共和国
- ニジェール共和国
- ネパール
- ノルウェー王国
- バーレーン王国
- ハイチ共和国
- パキスタン・イスラム共和国
- バチカン
- パナマ共和国
- バヌアツ共和国
- パプアニューギニア独立国
- パラオ共和国
- パラグアイ共和国
- バルバドス
- パレスチナ
- ハンガリー
- バングラデシュ人民共和国
- 東ティモール民主共和国
- フィジー共和国
- フィリピン共和国
- フィンランド共和国
- ブータン王国
- ブラジル連邦共和国
- フランス共和国
- ブルガリア共和国
- ブルキナファソ
- ブルネイ・ダルサラーム国
- ブルンジ共和国
- ベトナム社会主義共和国
- ベナン共和国
- ベリーズ
- ペルー共和国
- ベルギー王国
- ポーランド共和国
- ボツワナ共和国
- ボリビア多民族国
- ポルトガル共和国
- ホンジュラス共和国
- マーシャル諸島共和国
- マダガスカル共和国
- マラウイ共和国
- マリ共和国
- マルタ共和国
- マレーシア
- ミクロネシア連邦
- 南アフリカ共和国
- 南スーダン共和国
- モーリシャス共和国
- モーリタニア・イスラム共和国
- モザンビーク共和国
- モナコ公国
- モルドバ共和国
- モンゴル国
- モンテネグロ
- ヨルダン
- ラオス人民民主共和国
- ラトビア共和国
- リトアニア共和国
- リベリア共和国
- ルーマニア
- ルクセンブルク大公国
- ルワンダ共和国
- レソト王国
参加国の顔ぶれは?
参加表明している国々は、世界各地からまんべんなく参加しています。
- アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本などの主要国
- アフリカ諸国(例:ケニア、南アフリカなど)
- 中東(例:アラブ首長国連邦、サウジアラビアなど)
- アジア(例:中国、インド、インドネシアなど)
- 中南米(例:ブラジル、アルゼンチン、メキシコなど)
このように、文化・経済・地理的背景が異なる国々が一堂に集結します。
各国が展開するパビリオンの内容とは?
万博では、各国が独自のテーマや展示内容を持ち込みます。文化・技術・社会課題など、国の特色を生かしたブースが用意される予定です。
例えば:
- アメリカのパビリオン
→ 最先端技術、エンターテインメント、イノベーション - フランスのパビリオン
→ 芸術、ファッション、ライフスタイル文化の発信
この他にも、アジア・アフリカ・ヨーロッパ各国がさまざまな展示を計画中で、訪れる人にとっては多様な学びや発見の場となります。
万博の魅力は「多様性」にあり
このように、世界各国がそれぞれの文化・技術・知識を持ち寄ることで、万博は単なるイベントを超えた「国際的な交流の場」となります。
結果として、大阪万博は訪れる人々にとって
地球規模の学びや体験が得られる貴重な機会となるでしょう。
2025年大阪万博の見どころ・注目ポイントとは?
2025年大阪万博では、多くの国や地域が独自のパビリオンを設け、各国の文化・技術・価値観を発信します。
ここでは、特に注目されるパビリオンの見どころを紹介します。
アメリカのパビリオン
最新テクノロジーとイノベーション
人工知能(AI)、ロボティクス、バーチャルリアリティといった先端技術が展示
来場者は、アメリカが描く“未来社会のビジョン”を体験できます。
フランスのパビリオン
芸術と文化
伝統的なアート作品と、最新のファッションデザインが融合した展示
フランスならではの美意識を体感できる空間です。
中国のパビリオン
持続可能な発展
環境技術や再生可能エネルギーに関する最新研究が紹介されます。
地球環境を意識した未来の社会像を提示しています。
日本のパビリオン
伝統と先端技術の融合
日本独自の美意識とロボット技術、アニメーション表現を掛け合わせた展示
世界に誇る日本文化の魅力を体感できます。
アフリカのパビリオン
文化と自然、そして持続可能性
アフリカの豊かな文化、自然資源、環境保全への取り組みが紹介されます。
各国の個性あふれる展示が、訪れる人々の関心を引くことでしょう。
このように、大阪万博ではさまざまな国が個性豊かな展示を通じて自国を表現します。
来場者は一つの会場で世界中の文化・技術に触れることができ、
万博ならではの貴重な学びと発見の場となるはずです。
ぜひ会場で、世界の未来をのぞいてみてください。
大阪万博のキャラクター「ミャクミャク」に注目


2025年の大阪万博では、公式キャラクター「ミャクミャク」が注目を集めています。
そのユニークなデザインや世界観は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を色濃く反映しています。
ミャクミャクのデザインと誕生背景
- デザインを手がけたのはグラフィックデザイナーのシマダタモツさん
- ミャクミャクは、「細胞(セル)」をイメージした赤い円が連なる姿で構成されています
- 万博のテーマ「いのちの輝き」をビジュアルで象徴
- 1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」にもインスピレーションを得ているとされています
賛否両論のある個性的なビジュアル
登場直後から、ミャクミャクのビジュアルはさまざまな反応を呼びました。
- 「かわいい」「親しみやすい」といった好意的な声
- 一方で「気持ち悪い」「インパクトが強すぎる」といった否定的な声も
こうした反応自体が、キャラクターが広く認知されている証拠とも言えます。
万博を盛り上げる象徴的存在に
- グッズ展開や広告ビジュアルへの登場
- 「いのちの輝きくん」「万博くん」といった愛称で親しまれる存在に
- 万博全体の認知度アップに貢献する重要な役割を担う
SNSを中心に広がるミャクミャク人気
ミャクミャクの話題はSNSやメディアを通じて急速に広がっています。
- キャラクターをモチーフにした編みぐるみやアニメーションも登場
- ファンが自発的に投稿・シェアを行い、話題性が拡大中
大阪万博参加国少ない?万博を知ろう!


- 万博はいつから始まった?
- 過去の万博参加国数
万博はいつから始まった?
万博(万国博覧会)は、1851年のロンドンで開催された「第1回ロンドン万国博覧会」が始まりとされています。
そこから現在に至るまで、世界中で開催され、時代とともにその目的や内容も変化してきました。
1851年:第1回ロンドン万国博覧会(イギリス)
- ビクトリア時代のイギリスで開催
- 正式名称は「大博覧会」
- 会場はロンドン・ハイドパークの「クリスタルパレス(巨大なガラスと鉄の建物)」
- 参加国:25か国
この博覧会では、蒸気機関や新しい製造技術など、19世紀の産業革命を象徴する革新が披露され、大成功を収めました。
1867年:パリ万博で日本が初参加
- フランス・パリで開催
- 日本が初めて公式に出展
- 和風の展示を通じて、日本独自の文化・技術を世界に発信
1900年:再びパリで開催、都市の象徴を創出
- 再びパリで万博が開かれる
- この年にはエッフェル塔が建設され、万博が都市のシンボルとなる役割を担うように
このように万博は、19世紀半ばから始まり、産業や技術の発展を示す国際的な場として発展してきました。
そして現代では、以下のように時代の課題や未来社会の構想にフォーカスしたテーマが主流です。
- 持続可能な開発
- 環境技術
- グローバルな課題解決
- 人と社会のつながり
過去の万博参加国数


過去に開催された主要な万博の参加国数を年代順に紹介します。
万博は各国が技術や文化を披露する場として、時代ごとに異なる規模で開催されてきました。参加国数の変動を見ることで、万博の歴史やその時代背景を理解する一助となります。
開催年 | 開催都市 | 開催国 | 参加国数 |
---|---|---|---|
1851年 | ロンドン | イギリス | 25 |
1862年 | ロンドン | イギリス | 39 |
1867年 | パリ | フランス | 42 |
1873年 | ウィーン | オーストリア | 35 |
1876年 | フィラデルフィア | アメリカ | 35 |
1880年 | メルボルン | オーストラリア | 33 |
1888年 | バルセロナ | スペイン | 30 |
1889年 | パリ | フランス | 35 |
1900年 | パリ | フランス | 58 |
1904年 | セントルイス | アメリカ | 63 |
1905年 | リエージュ | ベルギー | 31 |
1910年 | ブリュッセル | ベルギー | 26 |
1915年 | サンフランシスコ | アメリカ | 32 |
1929年 | バルセロナ | スペイン | 29 |
1933年 | シカゴ | アメリカ | 19 |
1937年 | パリ | フランス | 44 |
1939年 | ニューヨーク | アメリカ | 54 |
1958年 | ブリュッセル | ベルギー | 42 |
1962年 | シアトル | アメリカ | 10 |
1967年 | モントリオール | カナダ | 62 |
1970年 | 大阪 | 日本 | 78 |
1975年 | 沖縄 | 日本 | 35 |
1982年 | ノックスビル | アメリカ | 16 |
1985年 | 筑波 | 日本 | 48 |
1986年 | バンクーバー | カナダ | 55 |
1988年 | ブリスベン | オーストラリア | 36 |
1992年 | セビリア | スペイン | 112 |
1992年 | ジェノヴァ | イタリア | 54 |
1993年 | 大田 | 韓国 | 141 |
1998年 | リスボン | ポルトガル | 143 |
2000年 | ハノーヴァー | ドイツ | 155 |
2005年 | 愛知 | 日本 | 121 |
2008年 | サラゴサ | スペイン | 108 |
2010年 | 上海 | 中国 | 246 |
2012年 | 麗水 | 韓国 | 103 |
2015年 | ミラノ | イタリア | 145 |
2017年 | アスタナ | カザフスタン | 115 |
万博は時代ごとに異なるテーマと参加国数で開催され、その時々の国際的な関心事や技術の進歩を反映しています。
これらの歴史を踏まえて、2025年の大阪万博も多くの国々が参加し、新たな発見と交流の場となることが期待されます。
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【まとめ】大阪万博の参加国は少なくない!数字では見えない魅力とは?
2025年の大阪・関西万博には、158の国・地域と7つの国際機関が参加を表明しており、これは過去の万博と比較してもトップクラスの規模です。愛知万博(121か国)やミラノ万博(145か国)を超える参加数は、世界的にも注目度が高いことを示しています。
一部で「参加国が少ない」と感じられた背景には、アルゼンチンやニウエなどの辞退や、独自パビリオンの建設が当初より減ったという報道があります。しかし、これは万博自体の魅力が薄れたのではなく、展示方式の柔軟な対応や、報道による印象操作の可能性も大きいといえるでしょう。
本当に注目すべきは、どれだけの国が参加するかではなく、各国がどんな未来像を提示するかです。
AI、再生可能エネルギー、サステナブルな都市づくりなど、世界中の知見と技術が一堂に会する場所。それが大阪万博です。
だからこそ、参加国数という数字だけで判断せず、「いま世界がどんな未来を描こうとしているのか?」という視点で万博を体験してみてください。きっと、新しい学びや発見があるはずです。
この機会を逃さず、地球の“今”と“これから”を、ぜひ体感しに行きましょう!

