プライオリティパスクレジットカード徹底比較と選び方ガイド

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プライオリティパスが付帯するクレジットカードは数多くありますが、旅行スタイルや年会費、同伴者の条件によって「本当にお得な1枚」は人によって異なります。

この記事では最新の情報をもとに、目的別に最適なカードをわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 自分の旅行頻度に合ったプライオリティパスの選び方
  • 各クレジットカードの年会費と付帯サービスの比較
  • 同伴者のラウンジ利用条件やコスト
  • ANA・JALマイルとプライオリティパスの相性の良いカード選び
目次

【2025年版】プライオリティパス付きクレジットカードの選び方

プライオリティパスクレジットカードの選び方
  • プライオリティパスクレジットカード2025年の最新事情
  • プライオリティパス クレジットカード比較ポイント
  • プライオリティパスクレジットカード最安はどれ?
  • プライオリティパス クレジットカード同伴者の条件
  • ANAマイラーが選ぶべきクレジットカードとは?
  • プライオリティパス クレジットカードJAL向けの選び方

プライオリティパスクレジットカード2025年の最新事情

2025年のプライオリティパス事情は「コスパ重視」と「使い勝手」がポイント

2025年のプライオリティパス付きクレジットカードの最大の特徴は、高コストパフォーマンスを重視する流れが一層強まっている点にあります。

これまでは、プライオリティパスが付帯しているのは主に年会費が高額なプラチナカード以上の特典でしたが、最近では年会費1万円台から2万円台のカードにもプレステージ会員(無制限利用可能)が付帯されるケースが増えました。

例えば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、初年度年会費無料でプライオリティパスの最高ランクであるプレステージ会員資格が付帯されることで非常に高評価を受けています。

このカードが人気を集める理由は、以下のような点にあります。

  • 初年度は完全無料で利用できる(カード年会費0円、パス年会費も無料)
  • 無制限で空港ラウンジが使えるプレステージ会員資格
  • 国内外の高級ホテルやレストラン優待が充実している
  • サラリーマンや公務員でも申し込み可能という敷居の低さ

このように、コストを抑えつつラグジュアリーな体験ができるカードが注目されています。

2025年のプライオリティパス付きクレジットカードは、単純な価格や知名度だけで選ぶのではなく、自分の旅行スタイルや頻度、同伴者の有無などにあわせて最適な一枚を選ぶことが何よりも重要になります。これはまさに「賢く選ぶ時代」の到来と言えるでしょう。

プライオリティパス クレジットカード比較ポイント

プライオリティパスが付帯したクレジットカードは数多く存在しますが、全てが「お得」なわけではありません。ただ単に“プライオリティパスが付いている”という理由だけで選ぶと、想像以上に出費がかさんだり、自分の旅行スタイルと合わなかったりするケースがあります。ここでは、後悔しないための比較ポイントを具体的に紹介します。

パスの会員ランクをチェック

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ランク名年会費無料利用回数追加料金(1回ごと)特徴
スタンダード約13,860円(99USD)0回35USD
(約4,900円)
利用頻度が低い人向け
スタンダード・プラス約46,060円(329USD)年10回まで無料11回目以降35USD中程度の利用者向け
プレステージ約65,660円(469USD)無制限なし頻繁に空港を利用する人向け

特に注目すべきは「プレステージ会員」です。何回でもラウンジを無料で利用できるため、出張や旅行が多い人にとって最も使い勝手が良いといえます。

ただし、年会費が高額であるため、このランクを無料で付帯するカードを選ぶことがコストを抑えるコツです。

年会費とポイント還元率のバランスも重要

年会費だけを見て「高い」「安い」と判断するのは早計です。還元率とのバランスを見て、実質的な負担額を考える視点も必要です。

同伴者の扱い

プライオリティパスでラウンジを利用する際、同伴者の料金が発生するかどうかも要チェックポイントです。

  • 無料同伴可のカード
    • アメックス・プラチナ:1名まで無料
    • ANAアメックス・プレミアム:1名まで無料
    • 楽天ブラックカード:2名まで無料
  • 同伴者は有料のカード
    • セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:1名につき4,400円(税込)
    • ダイナースクラブカード:都度有料(回数制限あり)

夫婦や家族で旅行することが多い場合、同伴者無料特典があるカードの方が総額で安く済む可能性があります。

注目すべき比較ポイント

  • 国内空港ラウンジの利用可否
     →JCBプラチナやアメックス系は国内の主要空港ラウンジが無料利用可能です。
  • レストランやホテルの優待特典
     →セゾンプラチナ系カードは「セゾンプレミアムレストラン」など、レストランのコース1名分が無料になるサービスが充実。
  • 旅行保険の補償範囲と金額
     →カードによって「自動付帯」か「利用付帯」かが分かれ、補償額も異なります。海外旅行が多い方には重要な比較ポイントです。

プライオリティパスクレジットカード最安はどれ?

プライオリティパスクレジットカード最安はどれ?

まず注目すべきは、セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードです。このカードは次のような特徴があります。

セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード特徴
  • 初年度年会費無料
  • 年1回以上の利用で翌年の年会費(11,000円)も無料
  • 11,000円(税込)でプレステージ会員のプライオリティパスが発行可能
  • プライオリティパスの発行と同時に年1回の利用条件もクリア

実質11,000円(税込)で、プレステージランクのプライオリティパスを持つことが可能です。

しかも、1回でもカードを使えば翌年のカード年会費も無料になるので、うまく活用すれば長期的にコストを抑えながらプレステージ特典を維持することができます。

カード名実質年会費プライオリティパスの内容ラウンジ利用制限備考
セゾンローズゴールド・アメックス11,000円(税込)プレステージ(無制限)なしカード年1回利用で年会費無料
楽天プレミアムカード11,000円(税込)プレステージ(年間5回まで)年5回まで2025年より利用制限あり
セゾンプラチナビジネス・アメックス初年度無料、2年目以降22,000〜33,000円プレステージ(無制限)なし初年度は完全無料で持てる

表からも分かる通り、セゾンローズゴールド・アメックスが最安クラスでありながらプレステージ会員資格を得られる点は非常に大きなメリットです。

さらに、レストラン優待やホテル割引、日常利用での0.75%還元といった付帯サービスも充実しており、単なる“旅行用カード”にとどまらない点も魅力的です。実際に、空港に行く機会が少ない年はプライオリティパスだけを一時解約し、カード自体は維持するという柔軟な運用も可能です。

また、セゾンプラチナビジネス・アメックスは初年度年会費無料&プレステージ会員資格付帯という点では非常にお得ですが、翌年以降は年会費が22,000円(2025年8月以降は33,000円)に上がるため、長期的にはセゾンローズゴールドの方が費用を抑えられる可能性が高いです。

このように考えると、プライオリティパス付きクレジットカードの「最安」は単なる価格の安さだけではなく、

  • 付帯されるプライオリティパスのランク
  • ラウンジ利用制限の有無
  • 年会費の実質負担
  • 自分の利用頻度に対する費用対効果

といった多面的な要素から判断すべきです。

費用を抑えつつ最大限に旅を快適にしたい方にとっては、「セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」が、今最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。

初めてプライオリティパスを試してみたい方にとっては、導入コストが低く、失敗のリスクも少ないため、非常におすすめです。

プライオリティパス クレジットカード同伴者の条件

プライオリティパスを活用するシーンは、個人の出張や旅行だけでなく、家族やパートナー、友人と一緒に過ごす空港のひとときにも広がっています。しかし、同伴者も無料でラウンジに入れるかどうかはカードによって大きく異なります。ここでは、同伴者利用に関する条件や注意点について詳しく解説します。

多くのカードでは同伴者は有料

基本的にプライオリティパスは本会員のみが無料利用可能という点です。多くのカードでは、同伴者のラウンジ利用には以下のような追加料金が発生します。

  • プライオリティパス公式の通常料金:1名につき35米ドル(約4,900円)
  • 一部クレジットカードでは、これより安く独自の料金設定をしている場合もあり

このため、ラウンジを同伴者と一緒に利用する予定がある人は、カード選びの段階で「同伴者無料の特典があるか?」を確認することが非常に重要です。

同伴者が無料になるカードの一例

以下のようなクレジットカードでは、同伴者1名または2名まで無料でプライオリティパスラウンジを利用できます。

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カード名年会費(税込)同伴者の利用条件特徴
アメックス・プラチナ165,000円1名まで無料プレステージ会員付帯、家族カードも同様の特典
アメックス・センチュリオン550,000円2名まで無料ハイステータス向け、希少性が高い
JCB THE CLASS55,000円1名まで無料招待制、国内ラウンジ対応もあり
楽天ブラックカード33,000円2名まで無料レストラン特典は非対応だが同伴者には強みあり

これらのカードは年会費こそ高額ですが、「毎回のラウンジ利用で同伴者分の料金が不要」と考えれば、年間数回以上の利用でコスト面の元が取れることもあります。

同伴者が有料になるカードも、工夫次第で安く使える

一方、年会費が安価なカードでは、同伴者の利用が都度有料になる場合がほとんどです。ただし、全てのカードが高額なわけではありません。

例えば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでは、同伴者のラウンジ利用料は1回あたり4,400円(税込)。これは通常の35米ドル(約4,900円)よりも割安です。

さらに、以下のような運用方法を取ることで、同伴者コストを抑えることも可能です。

  • 2人とも同じカードを発行する(例:夫婦でセゾンプラチナを持つ)
  • 旅の頻度が少ない年は同伴者分を都度払いにする
  • 短期間の利用なら1年だけカードを持ち、解約する

このように、ライフスタイルや旅行の頻度に応じて、同伴者料金の発生を前提としながら最も費用を抑えられる方法を考えることが重要です。

最近ではサービス内容が年単位で変更されることも多いため、カード申し込み前後に必ず最新の条件を公式サイトで確認するクセをつけておくと安心です。

ANAマイラーが選ぶべきクレジットカードとは?

ANAマイルを貯めている方にとって、日常の支払いはもちろん、旅行や出張時に受けられる付加価値も重視したいところです。特に空港ラウンジの利用は、長距離移動時のストレスを軽減してくれる非常に大きなメリットとなります。

ここでは、「ANA対応」として人気の高いプライオリティパス付きクレジットカードを詳しく解説します。

ANA対応でプライオリティパスが付帯する主なカード

ANAマイルを効率的に貯めつつ、空港ラウンジも利用したいというニーズに応える代表的なカードを紹介します。

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カード名年会費(税込)プライオリティパスの内容ANAとの相性特徴
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード34,100円スタンダード会員(都度35ドル)ANAマイル還元あり、ラウンジ利用は限定的
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアムカード165,000円プレステージ(無制限)ANAラウンジ、優先チェックイン、高いマイル還元
ANA VISAプラチナ プレミアムカード88,000円プライオリティパス(無制限)マイル還元率が高く、三井住友系サービスが利用可

このように、ANAアメックス・プレミアムは非常に特典が充実していますが、年会費が突出して高い点には注意が必要です。逆に、ANAアメックス・ゴールドは年会費が抑えられている分、プライオリティパスのグレードが下がるため、空港ラウンジのヘビーユーザーには物足りないかもしれません

ANAアメックス・プレミアムカードの特典を徹底解説

ANAアメックス・プレミアムカードは、ANAマイラーにとって「究極の1枚」と言っても過言ではないほどの特典が揃っています。

  • ANA便搭乗時のマイル積算率が1.0〜2.0倍にアップ
  • ANAラウンジ(国内線)を無料で利用可能
  • プライオリティパス:プレステージ会員(無制限)
  • ANA国内線の優先チェックイン・優先搭乗が利用可能
  • 航空券購入時、100円=3ポイント(=3マイル相当)と高還元

こうしてみると、年会費165,000円という高額設定にも納得がいく内容です。出張や旅行でANA便を頻繁に利用する方には大きな利便性があります。

ただし、前述の通り日常生活におけるポイント還元率は0.3%〜1.0%と平均的であり、汎用性という点ではセゾンプラチナやSPGアメックスなどの方が使い勝手が良いケースもあります。

ANAマイル以外の付加価値をどう見る?

ANA対応カードの中には、マイル特化型であるがゆえにそれ以外の特典が手薄なこともあります。そこで次の観点から比較してみましょう。

  • プライオリティパスのグレード(無制限利用か?)
  • 同伴者利用の可否と追加料金
  • ホテルやレストランなどの優待が付くか?
  • 旅行保険の補償内容や金額

例えば、ANAアメックス・プレミアムはプライオリティパスに加えてANAラウンジも利用できるため、国内外どちらでも快適な空港時間を過ごせます。一方、ANA VISAプラチナ プレミアムカードはプライオリティパスに特化しているものの、ホテル優待などはやや控えめです。

プライオリティパス クレジットカードJAL向けの選び方

JALマイラーにとって、クレジットカードを選ぶ際は「マイル還元率」と「付帯特典の充実度」を両立できるかが大切です。とくに空港ラウンジを頻繁に利用する方であれば、プライオリティパスの有無は無視できない要素となります。

JALマイルを効率よく貯めつつ、プライオリティパスの特典も享受できるカードの選び方を詳しくご紹介します。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがJAL派におすすめされる理由

まず注目すべきなのは、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。JALマイルとの相性が非常に良く、マイルの貯まりやすさと特典のバランスの良さが光ります。

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項目内容
年会費初年度無料、2年目以降22,000円(税込)※2025年8月から33,000円
プライオリティパスプレステージ(無制限)無料付帯
JALマイル還元率最大1.125%(SAISONマイルクラブ加入で)
SAISONマイルクラブ年会費5,500円(税込)
レストラン特典セゾンプレミアムレストラン(コース1名分無料)あり
同伴者ラウンジ利用1回4,400円(税込)で利用可能

こうした構成からも分かるように、ラウンジ特典とマイル還元の両方を手厚くカバーしたいJALユーザーには非常に適した1枚です。

純粋なJALカードとの違いを比較

JALマイルを貯めるうえで、最も王道なのは「JALカード」シリーズです。中でも「JALカード プラチナ」は、プライオリティパス(プレステージ会員)も無料で付帯していますが、ややクセのあるスペックとなっています。

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カード名年会費プライオリティパスマイル還元率特徴
JALカード プラチナ34,100円(税込)プレステージ付帯最大1.0%程度JAL特典航空券の優遇、国内線チェックイン優先など
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス初年度無料(以降22,000〜33,000円)プレステージ付帯最大1.125%セゾン&アメックス特典両取りが可能

この比較からも見えるのは、年会費に対して受けられる特典の広さやポイントの汎用性において、セゾン側の優位性が高いという点です。

どちらを選ぶべき?シーン別の最適カード

ここで、利用目的やライフスタイルに応じた最適なカード選びの基準を整理してみましょう。

JALカードプラチナが向いている人
  • 年に何度もJAL便を利用し、航空会社の純正サービス(チェックイン、優先搭乗など)を受けたい
  • サクララウンジの利用や国内線での優待も重視したい
  • 「マイルをとにかくJAL一本で集中して貯めたい」タイプ
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが向いている人
  • 海外出張や旅行時に、プライオリティパスをフル活用したい
  • マイル還元率の高さと年会費のバランスを重視する
  • 高級レストランやホテル特典なども活用したい
  • 汎用性の高いポイントサービスや、JAL以外も使える柔軟性が欲しい

プライオリティパスの実用性も含めて考えるべき

JALマイルと並んで注目されるのが、空港ラウンジの利便性です。セゾンプラチナビジネスアメックスでは、プライオリティパスのプレステージ会員が無料で付帯しており、以下のような空港ラウンジを回数無制限で利用できます。

  • 成田・羽田など主要国内空港の提携ラウンジ
  • 海外の高級ラウンジ(カンタス航空、プラザプレミアムラウンジなど)
  • 一部レストランで3,400円相当の食事割引(例:関空ぼてぢゅう、羽田グランドエール)

飛行機に乗る機会が多いJALユーザーにとっても、フライトの前後を快適に過ごせる特典が充実していることは見逃せません。

プライオリティパスクレジットカードのおすすめ

プライオリティパス クレジットカードのおすすめ
  • プライオリティパス クレジットカード おすすめ3選
  • 楽天プレミアムカードは改悪?2025年のプライオリティパス利用制限を解説
  • セゾン系カードのコスパ最強説
  • 旅行好きに最適な付帯特典とは?

プライオリティパス クレジットカード おすすめ3選

プライオリティパスが付帯するクレジットカードは数多く存在しますが、「どのカードが自分にとってベストなのか」は利用目的や頻度、予算によって異なります。ここでは、2025年時点で特にバランスが取れており、コストパフォーマンス・特典内容・使いやすさの面で優秀なおすすめカードを3枚ご紹介します。

1. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

ビジネスでもプライベートでも使いやすく、コスパ重視の方に最適な一枚。

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項目内容
年会費初年度無料、翌年以降:22,000円(税込)〜33,000円(税込)※条件により変動
プライオリティパスプレステージ会員(無制限)付帯
ポイント還元率最大1.25%(年間利用額に応じて優遇)
特徴セゾンプレミアムレストラン、ホテル優待、ビジネスサポート

このカードは実用性と経済性のバランスが抜群です。特に「SAISON MILE CLUB」に登録することでJALマイルも効率よく貯められるため、JALユーザーにも人気があります。

また、年会費は条件を満たせば割引されるうえ、プレステージ会員のプライオリティパスが無料で使える点は驚異的です。空港ラウンジを年間数回利用する方なら、十分に元が取れる構成となっています。

おすすめする人
  • 年間100万円以上カードを利用する予定がある
  • JALマイルも貯めたい
  • 高級レストランの特典や、ホテル優待を活用したい

2. セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

プレステージパスを“格安”で持ちたい方にはこれ。

項目内容
年会費11,000円(税込)※年1回の利用で翌年無料も可
プライオリティパスプレステージパス:11,000円の追加で申込可能
特徴女性向けデザイン、毎月のギフト特典、招待制レストランなど

このカードの最大の特徴は、「低コストでプレステージ会員を得られる点」にあります。年会費自体が安価であり、条件を満たせば翌年以降無料というのも嬉しいところです。そこに11,000円の追加でプレステージパスが付帯されるため、合計でも2万円前後で回数無制限のラウンジ利用が可能になります。

特に20代〜30代前半の女性から支持されており、デザインや特典も日常を少しリッチにしてくれるような構成がなされています。

おすすめする人
  • ラウンジは年数回使えれば十分
  • 年会費は極力抑えたい
  • ファッション性や遊び心のあるカードが欲しい

3. アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

圧倒的なステータスと、充実の付帯特典を求めるならこの1枚。

項目内容
年会費165,000円(税込)
プライオリティパスプレステージ(無制限)+同伴者1名無料
特徴家族カード4枚無料、高級ホテル・ダイニング特典、手厚い旅行保険

このカードは価格こそ高いものの、「カード1枚で得られる体験価値」が極めて高いのが最大の魅力です。プライオリティパスも当然プレステージ会員で、さらに同伴者1名も無料でラウンジ利用可能。空港のファーストクラスラウンジに近い体験ができることも少なくありません。

加えて、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」などのホテル優待や、コンシェルジュサービスなど、まさに“上質な日常”を提供してくれるクレジットカードです。

おすすめする人
  • ステータス性や上質なサービスを重視する
  • 海外旅行・出張が多く、ラウンジを頻繁に使う
  • 家族やパートナーと一緒にラウンジを使いたい

楽天プレミアムカードは改悪?2025年のプライオリティパス利用制限を解説

楽天プレミアムカードは、これまで“最強コスパ”のプライオリティパス付帯カードとして、多くの旅行好き・出張族に支持されてきました。わずか年会費11,000円(税込)で、通常469ドル(約65,000円以上相当)のプレステージ会員ランクが無料で付与されるという点が、大きな魅力だったからです。

しかし、2025年から制度変更が入り、海外ラウンジの無料利用が「年間5回まで」という制限付きになりました。この変更により、「無制限でラウンジを使いたい」というユーザーにとっては、一歩後退した印象を受けるかもしれません。

ただし、条件を丁寧に見ていくと、楽天プレミアムカードの価値は決して失われたわけではありません。むしろ、使い方次第では今でも十分に活躍する1枚です。

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項目内容
年会費11,000円(税込)
プライオリティパスプレステージランク(海外ラウンジ:年5回まで無料)
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB/AMEX
還元率1.0%(楽天市場なら最大5.0%以上)
特徴海外旅行保険最大5,000万円、国内保険、楽天ポイント優遇、トラベルコース選択可能

楽天プレミアムカードの強みは、単にプライオリティパスの付帯だけではありません。楽天経済圏での利便性とポイント優遇、海外旅行保険などの付帯サービスも含めたトータル性能が評価されています。

特に「楽天市場」での買い物では、SPU(スーパーポイントアッププログラム)によってポイント還元率が+4倍になるなど、日常的な買い物でも恩恵が得られるのは、他のプライオリティパス付きカードにはない大きな強みです。

2025年からの制限内容とは?

楽天プレミアムカードにおけるプライオリティパスの変更点は、以下の通りです。

適用期間ラウンジ利用条件
2024年12月31日まで海外ラウンジ無制限利用可能
2025年1月1日以降海外ラウンジ 年5回まで無料(6回目以降は都度35ドル)

この変更により、たとえば年に6回以上の海外渡航があるビジネスマンやフリーランスの方にとっては、従来ほどの自由度がなくなることになります。

ただし、年1~2回程度の海外旅行や短期出張を行う人にとっては、「年5回でも十分」というケースが多いため、影響が少ない場合もあります。

おすすめする人
  • 年間5回以内の海外旅行・出張がある方
  • 楽天市場や楽天トラベルを頻繁に使う方
  • クレジットカードでポイントを効率よく貯めたい方
  • 年会費を抑えつつ、ラウンジ特典を試してみたい方

ライトな旅行者や楽天ユーザーには依然として理想的な1枚です。

セゾン系カードのコスパ最強説

クレジットカード選びにおいて、年会費と付帯サービスのバランスは非常に重要な要素です。その中で、「コストを抑えつつも特典の恩恵は最大限受けたい」という方にとって、セゾン系カードはまさに理想的な選択肢と言えます。ここでは特に注目度の高い2枚、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」と「セゾンローズゴールド・アメックス・カード」にフォーカスし、その圧倒的なコストパフォーマンスを解説していきます。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

旅行や出張が多い方に特におすすめされる「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

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項目内容
年会費初年度無料、2年目以降22,000円(税込)※条件達成で11,000円
プライオリティパスプレステージ(回数無制限)会員付帯(約7万円相当)
ポイント還元率最大1.25%(永久不滅ポイント)
レストラン優待セゾンプレミアムレストラン(接待日和)など
旅行保険海外最大1億円/国内最大5,000万円(自動付帯)
ホテル・宿泊優待一休.comダイヤモンド会員、Tablet Hotels会員など
コンシェルジュサービス24時間対応で旅行・生活を幅広くサポート

このように、年会費無料からスタートでき、内容は100万円級のプラチナカードにも引けを取らない豪華さが揃っています。特に、年間200万円以上の利用で翌年年会費が11,000円に割引される制度は、会社員や個人事業主の方にとって大きなメリットです。

セゾンローズゴールド・アメックス

次にご紹介するのは、「コスパの良さ」と「気軽さ」が魅力の「セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」です。こちらは年1回のカード利用で翌年の年会費が無料になるという驚きの制度があり、「持っているだけで損しない」カードとして人気を集めています。

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項目内容
年会費11,000円(税込)※年1回利用で翌年無料
プライオリティパスプレステージ会員を11,000円で追加可能
ポイント還元率最大0.75%(永久不滅ポイント)
レストラン優待高級店での割引や1名無料コースあり
宿泊関連特典一休.comの限定プランなどあり
女性向け特典美容・ライフスタイル系のキャンペーンが豊富

利用スタイルによっては、年会費実質無料+11,000円でプレステージパスを入手できる最安水準の構成となっており、旅行の回数がそこまで多くない方にも適しています。

セゾン系カードはただ年会費が安いだけではなく、使い方次第で年会費の何倍もの価値を引き出せる点が魅力です。以下の点も見逃せません。

  • SAISONマイルクラブの活用:JALマイルを貯めるなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスをマイルクラブに登録することで、1000円で10マイルが貯まる高還元率(最大1.125%)。
  • キャンペーンの多さ:セゾンカードは頻繁にポイントアップや利用特典のキャンペーンを実施しており、追加コストなしで特典を受けやすい。
  • 永久不滅ポイント制度:ポイントの有効期限がないため、じっくり貯めたい人にも優しい設計。
  • 申込みハードルの低さ:セゾンプラチナ・ビジネスは“ビジネス”と名が付いていても、会社員・公務員でも申し込み可能。

他社プラチナカードが年会費5万円〜10万円を超える中で、セゾン系カードは1万円台で同等の特典を得られる驚異のコストパフォーマンスを誇ります。特にセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、旅・マイル・ポイント・コンシェルジュのすべてを1枚で網羅する万能カードです。

旅行や出張の機会が多い方、マイルを効率よく貯めたい方、高級レストランやホテルでの優待を楽しみたい方にとって、セゾン系カードは“価格以上の価値を実感できる”強力な選択肢です。

旅行好きに最適な付帯特典とは?

プライオリティパス クレジットカード旅行好きに最適な付帯特典

旅行が趣味の方にとって、クレジットカードに求める機能は単なる「決済手段」ではありません。特に、空港ラウンジが使えるプライオリティパスのような特典だけでなく、ホテル優待、手荷物サービス、旅行保険など、旅を快適にする“付帯サービス”全体の質がカード選びに大きく影響します。

ここでは、旅をより上質なものにするために注目すべき付帯特典の中身と、実際に人気を集めている代表的なカードを具体的に紹介していきます。

主な付帯特典と対応カード一覧

以下の表に、旅行好きにとって役立つ代表的な特典と、該当するおすすめクレジットカードをまとめました。

特典内容内容概要対応カード例(抜粋)
空港ラウンジ世界中のVIPラウンジを無料または割引で利用可能(プライオリティパスなど)セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
アメックス・プラチナ
楽天プレミアム(※制限あり)
手荷物宅配サービス空港⇔自宅間のスーツケース配送が無料または割引セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
アメックス・プラチナ
ホテル優待高級ホテルの料金割引、ルームアップグレード、レイトチェックアウトなどセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(Tablet Hotels、一休.com特典)
アメックス・プラチナ
レストラン特典コース料理1名無料や予約代行などセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(接待日和)
アメックス・プラチナ
海外旅行保険傷害・疾病治療費、携行品損害、賠償責任保険などセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
ダイナースクラブカード
アメックス・プラチナ
コンシェルジュサービスホテルやレストランの予約、緊急対応のサポートセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
アメックス・プラチナ
マイル・ポイント特典航空マイルの優遇レートやポイント還元の高さセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(JAL最大1.125%)
ANAアメックス・プレミアム

年に数回は海外旅行をする方:セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

  • 初年度年会費無料+プレステージパスが自動付帯
  • ホテル・レストランの優待が豊富
  • 還元率最大1.25%で、出費に対するリターンも高い

家族や恋人との旅行を重視する方:アメックス・プラチナ

  • 同伴者1名無料のラウンジアクセス
  • コンシェルジュ対応が非常に丁寧
  • 年会費は高いが、1枚で「すべて完結」する安心感

旅費を抑えながらラウンジだけ使いたい方:セゾンローズゴールド・アメックス

  • コスパ重視派にぴったり
  • 年1回利用で年会費無料を維持
  • プレステージ会員のパスが11,000円で持てる

一見すると、年会費が2万〜16万円を超えるカードは「高すぎる」と感じられるかもしれません。しかし、以下のように年間特典総額が年会費を大きく上回るケースもあります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの実質価値例

サービス金額相当(概算)
プライオリティパス(プレステージ)約70,000円
一休ダイヤモンド会員特典約300,000円(半年換算)
セゾンプレミアムレストラン約33,000円
Tablet Hotels会員権約16,000円
コンシェルジュ、旅行保険など数万円以上の実質価値

→合計:100万円相当以上の価値

このように、多くの特典があるクレジットカードでも、ユーザーが知らなければ使われずに終わってしまいます。逆に、上手に活用すれば年会費どころか、それ以上の価値を手に入れることができます。

旅行好きの方にとって、単に「安いから」「聞いたことがあるから」といった理由だけでカードを選ぶのではなく、自分の旅のスタイルにマッチした特典があるかどうかを丁寧に比較検討することが、満足度の高いカードライフにつながります。

プライオリティパス クレジットカードの選び方まとめ【2025年版】

2025年現在、プライオリティパス クレジットカードは「高コスパ」「利用スタイルに合わせた柔軟な選択」が重要なテーマとなっています。以下に、選ぶ際のポイントとおすすめカードを簡潔にまとめます。

プライオリティパス付きクレジットカードを選ぶ際のチェックポイント

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比較項目内容解説
パスのランクスタンダード/スタンダード・プラス/プレステージ無制限で使える「プレステージ」が最も利便性が高い
年会費と還元率のバランス年会費が高くても還元率や特典が充実していれば実質的にはお得特典・マイル還元も加味して総合的に判断
同伴者の扱い無料 or 有料家族利用が多い場合は「同伴者無料」特典があるとお得
その他の特典レストラン、ホテル優待、旅行保険などトータルの「旅の快適度」に関わる重要項目

コスパ重視のおすすめカード

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カード名実質年会費プライオリティパス内容特徴
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス初年度無料/以降11,000〜33,000円プレステージ(無制限)JALマイル高還元、レストラン特典、ビジネス対応
セゾンローズゴールド・アメックス実質11,000円プレステージ(追加11,000円)初心者向け・デザイン性あり・女性に人気
楽天プレミアムカード11,000円プレステージ(年5回まで)楽天経済圏向け・SPU加算・保険も充実

最重要なのは「自分の利用頻度に合わせること」です。年に1〜2回しか使わない方は、無制限パスにこだわる必要はありません。

一方、頻繁にラウンジを使う方は、初期費用より「無制限利用」の価値が高いです。

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